日本未来学会は、1968年、未来予見のための学問的可能性の追及を目指して設立されました。
このホームページでは、活動報告や進行中のプロジェクトをご紹介いたします。

NEWS

2017/7/13
2017年8月、京都で開催される未来フェスに、日本未来学会も参加いたします。詳しくはこちらをご覧ください。
2014/05/12
日本未来学会年次大会を開催いたしました
日本未来学会年次大会を板橋区高島平団地にて開催し、無事終了いたしました。お集り頂きました皆様、ありがとうございました。

日本未来学会とは

未来学会は、1968年、日本が急速に社会を成長・拡大してきた時代の中で、学会の垣根を超えた学際的な学会として、立ち上がりました。その時代に感じた光と影が、今や現実のものとなっております。私達は、先人の営為を引き継ぎ、新たな未来に向けて、本質的な問題を提起していく所存です。

以下は、1968年、日本未来学会の設立趣意書です。この時の問題意識は、現在においても変わることなく、ますます重要になってきていると思います。

日本未来学会 設立趣意書

遥かなる過去から遠い未来まで時の流れは悠久である。その流れの中を人類はすぐれて未来を考える生物として生きつづけてきた。人類にとって未来は常に可能性を約束した。その可能性に人類は常に挑みつづけてきた。 自ら取り巻く自然を変え、環境をつくってきた生物、それが人類であった。その足跡はとりもなおさず人類の歴史であり、その結果をわれわれは文明と呼ぶ。

現在のわれわれの眼前にもさまざまの可能性をふくんだ未来がある。その可能性を探求し、予見することによって、われわれはこの偉大な文明の構築にさらに積極的に価値あるものを付加しなければならない。然るに、ひるがえって現代文明の姿を直視すると、そこにいくつかの重大な危険のはい胎があることに気付く。人類の文明の前途に横たわるこれらの危険をあらかじめ探知することはできないものなのであろうか。

もとより未来は不確定である。可能性は単数ではなく、常に複数である。望ましき可能性から危険な可能性まで、それは無限であるともいえよう。更にその前にわれわれは何を基準に望ましいとするのか、あるいはまた、危険とするのか、それが第一に問題である。われわれはこの不確定なる未来を予見することの重要性を認識すると同時に、そのための学問的な準備がまだほとんどなされていないことを看過するわけにはいかない。

日本は明治維新以来百年の間に、欧米諸国がそれに倍する年月の間に経験したことをなしとげてきた。そのために社会的環境の変化はそれだけ急激であった。しかも、とりわけ狭少な国土と多くの人口を持ち、伝統的な社会と文化を築きあげてきた日本であったが故に、いろいろな面での新しい変化の兆しの芽生えがそれだけ早かった。それは我々が世界の国々に先がけて未来を予見することの学問的準備をはじめなければならないときを迎えていることを物語るものではあるまいか。我々はその準備を急がなねばならない。ちなみに最近、諸外国でも未来予見のための新しい学問的関心が急速にたかまってきていることを見逃すことができないであろう。

この新しい学問をつくりあげるために、我々は、従来のすべての学問的業績と遺産を継承し、しかも既成の観念にとらわれない自由にして創造的な思考と精神を発揚するために、さまざまな学問、専門の分野がそれぞれの境界を超えて手をにぎり合い、更に、たえず幅の広い国際的な接触と交流につとめなければならない。

こうした努力を通じて、我々の未来への予見は次第に確実性を増してゆくであろう。同時、我々が未来のために用意しておかなければならないことは何であるかを知ることができるであろう。日本未来学会は、そのような学問的可能性の探求のために設立された。

くり返していうまでもなく、未来学は諸科学の総合の上にはじめて成立する。そこで要求されるものは、十分謙虚で説得力のある現状把握と、なにものにも拘束されない豊かな想像力である。而して国際的な接触と交流に積極的につとめることにより、さまざまな学問の境界を超えると同時にさまざまな国家、民族の境界を超えることによって、人類的規模での未来の可能性を探求することが目標とされなければならないであろう。

1968年7月6日 日本未来学会の設立時の趣意書

日本未来学会・役員

会長

公文 俊平
多摩大学情報社会学研究所所長

理事(五十音順)

上田 昌文
NPO市民科学研究室代表
大屋 雄裕
慶応義塾大学法学部 教授
小野 直哉
日本統合医療学会代表代議員
鏑木 孝昭
(一社)日本トランスライフ協会 代表理事
橘川 幸夫
(株)デジタルメディア研究所代表
熊野 英介
(公財)信頼資本財団理事長
久米 信行
久米繊維工業(株)会長
林 光
知識創造工房ナレッジ・ファクトリー代表
稗田 浩雄
(公財)未来工学研究所理事
久恒 啓一
多摩大学経営情報学部 教授
廣松 毅
情報セキュリティ大学院大学
情報セキュリティ研究科教授
山内 康英
多摩大学情報社会学研究所 教授
和田 雄志
(公財)未来工学研究所理事

事務局長(常任理事)

和田 雄志
(公財)未来工学研究所理事

名誉顧問

加藤 秀俊
前日本未来学会 理事長

顧問

合田 周平
電気通信大学 名誉教授
渥美 和彦
東京大学 名誉教授

» 役員一覧(PDF)

入会案内

学会の目的

未来社会の予測、計画、管理などに関連する諸問題の論理的、実証的研究を促進し、あわせて未来研究の方法論的深化と体系化、研究の組織化、総合化をはかることを目的とする。

未来学会の研究対象

  1. 未来研究全般(文明論、戦略論、進化発展論など)
  2. 地域の未来、子どもや教育など社会の未来
  3. 地球環境、国際関係など世界の未来
  4. 市場予測、景気予測など経済の未来予測
  5. 遺伝子、ロボット、宇宙など特定技術の未来
  6. 科学的未来予測手法の開発と評価

会員資格

未来研究に関心をお持ちの方は原則どなたでも会員になれます。

入会方法

日本未来学会は、会の趣旨に賛同いただければ、誰でも参加出来ます。
年会費は3000円。入会金はありません。
以下のサイトでお申込みください。


https://peatix.com/subscription/membership/56151/plans

※退会の場合はご連絡ください。ただし、すでに納入された会費は返却いたしません。

連絡先

日本未来学会事務局

〒135-8473
東京都江東区深川2-6-11 財団法人 未来工学研究所» google maps

TEL:03-5245-1013
FAX:03-5245-1062